満ちない三日月

九州にUターン移住を考える25歳の自分探し

日本を英語で紹介する難しさ

最近、日本のことを英語で説明するパワポ資料を作成しています。
きっかけは、知り合いのインド人がインドについて説明してディスカッションする交流会を開いたこと。
彼の資料が分かり易かったのを気安くほめたところ
「僕も日本のことを知りたいんだ。君が説明してくれる? もちろん、英語で」
と無茶ぶりをされたのでした。
日本の受験教育の成果か、英文は読めるし聴けるけど、書けないし話せない自分を変えるチャンスと思い、自宅でちまちまと作成しています。
そこで思ったのは、ふたつのことを、今日は書いていきます。

「国を説明する」難しさ

短い説明の中で、日本をどういう切り口で調理するのか。
もちろん、受け手がどんな情報を欲しがっているのかという調査も大事でしょうが、作りながら感じるのは自分が興味あることじゃないと、筆が進まないということ。
特に今は移住について興味があるため、地方とは、田舎とは、伝統とは――といったことは様々なワードがあふれるように出てきて、最も書きやすいものを選ぶことができます。
反対に、彼が最も興味があると言っていたにもかかわらず、日本経済とは、商習慣とは――となると、キーワードがまず出てきません。やっと絞り出したものも、文章にしようとすると進まず、またやり直しといった具合。
日本を説明する際に話しやすい切り口=自分の興味がある日本なのかなと感じています。
※上記の例だと、話題のとっつきやすさが異なるように感じるかもしれませんが、筆者は商学部卒であり、もともとビジネスや商習慣など後者の分野に興味がありました

英語で説明する難しさ

言わずもがな、でしょうが、日本らしいワードが出てきても、英語での説明はかなり難易度が高いです。ただ、それは英語力だけでなく、日本語に対する理解の薄さも関係していると痛感しました。
祭について書くとすると「そもそも日本の祭ってなんだ?」を理解しなくてはなりません。ねぶた祭のような規模の大きなものも、地域の神社で町内会が小さな縁日を開くようなものも、すべてひっくるめての祭です。
日本人相手ならば、"祭"で通じますが、"Festival"というと、おそらく違うのだろうなぁと考えると、"Matsuri"について説明する必要があります。
これが難しい。
結局、google先生に頼りきっています。

今月中の完成に向け、鋭意作成中です。