移住を考えたらまず見るべきサイト5選+1
移住しようかな~というぼんやりとした希望が湧いてきたとき、まずはインターネットでサイトをチェックする人は多いと思います。
イベントに足を運ぶとか、実際に地域に行くまではいかないけど、移住ってどんな感じか知りたいという人にとって、まずはイメージを膨らませることって大事ですよね。
googleで「移住」と検索すると様々なサイトが上位に出てきますが、筆者がチェックしているサイトについて特徴とともにまとめてみました。
JOIN ニッポン移住・交流ナビ
言わずと知れた移住支援サイト。
地域おこし協力隊の募集ページや、移住&地域おこし系をほとんど網羅したイベント案内、各地域の公式移住サイトへのリンクなど。
移住を考え始めてからは毎日チェックしています。
東京八重洲に移住・交流ガーデンを設けており、イベントを開いたり、移住コンシェルジュに相談できたり、各県の移住に関するパンフレットが置いてあります。
ふるさと回帰支援センター
こちらも言わずと知れたサイト。
イベント案内に関しては、自センターで開催するものを中心に掲載しているようで、JOINの方が充実している印象ですが、情報を地域別で検索でき、たまにJOINで見つけられなかった情報が見つかるので、週に1回くらいは見るようにしています。
こちらは有楽町の交通会館にセンターがあります。足を踏み入れるとまず「どういった御用ですか?」と質問され、「○○県に移住したいんです」と言うと各県の移住相談員さんにつないでくれたり(専任の相談員がいない県もあるようです)します。
地域移住計画
地域に関する記事をライターさんが掲載しているサイト。
実際に移住して生活している人がイジュー☆ライターとして記事を書いているので、生の体験談を読むことができるのがお薦めポイント。
筆者はRSSサイトに登録して、興味のある記事だけ読むという使い方をしています。
MACHI LOG
地域ビジネスに関する記事が多く掲載されるサイト。
記事が毎日5本くらいアップされ、様々な地域の取り組みを知ることができる。
こちらのサイトも、筆者はRSS登録で気になるものだけ読んでいます。
Peatix
各種イベント検索・予約サイト。サイトもあるが、スマホアプリの利用が主。
上述のJOINが開催するイベントの他、様々な地域おこしイベントを予約することができる。
有料のものも多いので注意。
さて、駆け足で5選を紹介していきましたが、最後に忘れてはならないサイトがあります。
各自治体のサイト
移住希望先が決まっていれば、真っ先にチェックすべきところ。
県で運営しているところもあれば、地域(市や町、村)で持っているところもある。
ただし地域のものはあまり充実していない、いわゆるお役所のサイトであることが多い印象です。
以上、サイトのご紹介でした。また気になるサイトが増えれば、付け足す形で紹介していこうと思います。
与えられた仕事から天職を見つけたいあなたへ
3月は説明会解禁の月。
半年前まで新卒採用担当をしていました。学生さんと話していて感じたのは、「仕事で自己実現したいけど、何がしたいのか・向いているのか分からないから、とりあえず仕事を経験したい」って人が結構多いな、ということ。
何を隠そう、自分自身がこの天職探しに就職したタイプです。
このタイプの就活生に伝えたいのは、まず天職は見つかりませんよということ。
何故か。恥ずかしながら、自分の例を使って考えてみようと思います。
就活
4年前の私は、いわゆる大手の化学・素材メーカーを巡っていました。(ちなみに、現在Uターンを希望している九州の企業にESを出したのは、1社だけ)
ジョブローテーションがあるのが大きな志望動機の1つでした。メーカーの文系総合職は、技術職に比べて人数が少なく、専門知識も持ったゼネラリストが求められます。そのため、若いうちは2~3年ごとに部署を回す会社が多かったのです。
ジョブローテーションは、天職を探す人間にとっては、向いている職に巡り合える可能性を高める格好のチャンスだと思いました。
就職後
かくしてある素材メーカーに就職し、さらに幸運なことに1年ごとに様々な部署を回る機会を手に入れました。
現在まで、人事部やシステム部、工場などをジョブローテーションしていきました。ここも違う気がする、向いてるとまでは言えない――なんてやっているうち3年が経とうとしています。4部署ほど回っても、天職はおろか、もうちょっとやりたい仕事すらありません。
この時期になって、そもそも天職をみつけるという考え方自体が間違っていたのではないかと思い始めました。
なぜそう思ったのでしょう。
就職と就社、天職と『天社』
日本の就職は、イコール就社だと言われることがあります。そうでない企業も沢山あるでしょうが、私の務める企業はそうでした。
自社のプロフェッショナルになること――それが私がジョブローテーションする理由です。そのため、与えられる仕事はその分野の知識(例えば、社会保険・プログラミング・人材管理)ではなく、企業特有の知識(例えば、社員とのつながり・社内システムの構造)に紐づいていました。
こういった企業で働いて見つけられるのは、天職ではなく、さしずめ『天社』とでも言えましょう。
天職探しをしたい人は、専門性を必要とされる企業が魅力的には見えないため、就社体質の企業を選びがちです。そうすると、見つけられるのは『天社』もしくは『天部』くらいのものでしょう。
これが冒頭で私の言った、天職が見つからない理由です。
じゃあどうすればいいのよ!という答えは、自分にも出ていませんが、色々と考えたことはあります。
それでも天職探しは終わらない
今私が考えている天職を見つける方法は「与えられた以外のことをする」こと。
簡単だと思われるかもしれませんが、天職探しをするタイプは、自分の可能性を捨てきれない人なのです。「あれもこれもできるかもしれない」と思っているので、自分が何をするかは誰かに決めてほしいのです。
でも、それではいつまでも天職探しで一生を終えてしまいます。
自分の中から、天職と呼びたいものが出てこないのは性分だから仕方ない。とりあえず、選択肢をつぶすために自分から手を伸ばすしかない。そう思うようになりました。
最後に、オードリー若林正恭さんの本「完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫) 」から、一節を紹介します。
黒ひげ危機一髪で遊びながら、オードリーが売れるまでにいろんな試行錯誤をしたことを思い返し、自分の将来をも黒ひげ危機一髪に重ねている場面。
剣刺さなきゃな~。なんせ穴だらけだから。とにかく刺して、穴の数を減らさなきゃいけない。
(中略)
何かをして何も起こらなかった時、飛ぶ可能性は上がっている。
何も得られなくても、一歩天職に近付いているんだ。
そう思わせてくれることばでした。
移住前のモヤモヤを5W1Hで整理する
一口に『移住』といっても、十人十色の物語があるでしょう。
しかし、敢えて体系立てて考えるために、5W1Hで整理してみました。移住に踏み切れない理由を整理するのに、役立ててみてください。
Who|誰と?
―1人、家族と、パートナーと、友人と
―(移住先にいるのは)兄弟、親、祖父母、親戚、友人、知り合い
When|いつ? どのタイミングで?
―いますぐ、数年後、いつかは
―就職、転職、結婚、出産、親の介護、退職
Where|どこへ?
―具体的な地域
―山あい、海沿い、島、気候
―訪れて気に入ったところ、○○が盛んなところ、○○の仕事ができるところ
What|何で稼ぐ?
―会社員、公務員、自営業(会社・店)、リモート勤務、フリーランス
Why|何故?
―自分のため、家族のため、地域のため
How|どのような生活をしたい?
―自然を楽しむ、地域に根付く、地域おこし、子育て
Whyは、移住を考え始めたきっかけなので誰もがすぐに書くことができるのではないでしょうか。Whoも、例え家族で揉めたとしても、自分の意志のみを考えると早くから埋めることができる項目です。
移住を考える人は、WhereかWhat/Howのどちらかは定まっていることが多いでしょう。「○○に住んでみたいけど……」や「○○をするために移住したいけど……」といった具合です。
自分は、Whereが定まっているパターンです。お見せします。
Who|誰と?
―1人
When|いつ? どのタイミングで?
―数年以内に、転職と同時に。
Where|どこへ?
―九州。実家から20分以上2時間半以内の地域。
―若い移住者の前例がある地域。
What|何で金を稼ぐ?
―未定
Why|何故?
―親に近い場所で、広い空の下で暮らしたい。
How|どのような生活をしたい?
―その場所にハマる。会社や役割にとらわれない仕事。
全てを埋めることができれば、あとは移住するのみなのでしょうが、自分もしかり、様々な選択肢の中から選びきれないものです。この埋められないところが移住に踏み切れない理由であり、しっかり検討すべきところです。
自分のボトルネックは『仕事』と『移住後のプラン』でした。(一見、Howは書いているように見えますが、中身はぼんやりとした想像で、あまり現実味がありません)
これから、この二つについて更に考えていきます。
Hello,world
はじめまして。
このブログは、Uターンで九州に帰ることを目指す25歳が、ことばを通して自分探しをしていく過程の記録です。
たまにどうでもいいことも書いていきますが、書きたいと考えているトピックは以下の通りです。
1.Uターン移住のこと
-なぜ移住を考えたか
-どのように情報を集めるのか
-迷っていること
2.東京のこと
-訪れた場所
-好きなところ・好きになれないところ
3.自分の夢
-やりたいこと探し
私自身、答えは輪郭さえ見えていません。
自分探しばかりして、人生を終えてしまうタイプの人間でしょう。
それでも、今回は違うぞと、ブログという世界に公開される場を設けることにしました。
公開するからには、人に伝わることばを書く。
そんな決意とともに、始めます。